外壁塗装の道具選びが工事の質を決める理由

外壁塗装で使う道具

外壁塗装では、色々な道具や用具を使い工事を行います。

工事には職人の腕や技術も大事ですが、実は職人の世界では「仕事のクオリティーは道具選びで半分は決まる」とも言われます。

 

道具選びは仕事の半分?

道具選びをおろそかにすると、後で工事の時に思った通りの工事が出来ません。
結果的に上手くできない・・・綺麗に塗れていない・・・そんなクオリティーの工事になってしまいます。

「弘法筆を選ばず」というのは、アートの世界の「独特の味」であって、工業の世界では成り立たないのです。

また、作業内容に最適な道具を選べる知識と経験が無いと、どのような道具を使えば早く・正確に・美しく工事が出来るのかを見極めることが出来ません。

つまり・・・

  1. その仕事にはどんな道具を使えば良いか分かる
  2. その道具の中でどれが優れているか判断出来る
  3. その道具の適切な使用方法を知っている
  4. 使い終わった後の道具の管理が出来る

これらが出来て初めて職人は「技術」を語れるのではないでしょうか。

 

便利な道具が技術をカバーする時代に

私が若いころは今のように便利な道具が無かったり高価で使えませんでしたので、今の職人は贅沢だなと思ってしまいます。

また、便利な道具が無いからこそ技術でカバーしていた部分でも、道具がカバーしてくれるようになって羨ましく思う部分もあります。

ただ便利な道具を使うことは、工事の品質アップや工程のレベルアップに繋がっているのは間違いありません。

そして道具や用具の使いこなし方のコツを職人同士でシェアすることにより、さらに工事の品質を向上させることが出来るようになるのです。

新商品や便利グッズの中にはかなりの確率で謳い文句にほど遠い効果しかない(使えない)ものが沢山あります。

そんな中から塗料と道具の両方で、商品の品質を確認しながらより良いものを探して使わなければなりません。

 


 

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投稿者プロフィール

高橋 良一
花まるリフォーム代表。高橋塗装店の息子として世田谷で生まれ育ち22歳で職人デビュー38歳で花まるリフォームとして独立しました。戸建住宅の「外壁塗装」に関わることなら誰よりも知識と経験が有る、そんなイケナイ自負(苦笑)があります。仕事以外ではアニメとかマンガが好きな第一次オタク世代です。